FMで四方山話

昨日、福井市の「丹南FM」サテライトスタジオに伺って、SING.SING,SINGに生出演。

弾き語り男性ヴォーカルのCD、そして私の実演も少し交えた内容の放送。

とても楽しいひとときを過ごさせて頂いた。

ナット・キング・コール、マット・デニスを紹介し、大変珍しい録音として俳優のジャック・レモンの歌。

アパートの鍵貸します」「酒とバラの日々」他数多くの映画で有名なジャック・レモン、実はジャズピアノと歌は超一級。

モンロー映画「お熱いのがお好き」ではベース奏者を演じたが、ピアニスト役も歌手役も吹き替えなしでいけた。

 

吹き替えで有名だった女性歌手はマーニ・ニクソン

「マイフェアレディー」のオードリー・ヘップバーン、「王様と私」のデボラ・カー、「ウエストサイド・ストーリー」のナタリー・ウッドなどの歌を吹き替えた。

私が子供時分に来日しNHKテレビ「世界の音楽」のゲストで登場、映画スターの歌が実はこの人と知ってとても驚いたことを記憶している。

しかしながら、「ティファニーで朝食を」の「ムーンリバー」はヘップバーン本人の素朴な歌唱が大きな魅了になった。

この作品編集が完成した試写会で、映画会社の社長「歌は吹き替えに変更しよう」の意見に、作曲のヘンリー・マンシーニとオードリーが強く反対し社長が折れたと言う逸話も残る。

こういう話、放送では時間制限もあって難しいがまたの機会があれば。

 

キャンセル席あり、お問合せ下さい

11月ー12月スケジュール

 

 

 

 

 

 

今宵丹南FM生出演

本日、丹南FM「SING.SING,SING」に生出演、ジャズ男性ヴォーカルや弾き語りについておしゃべり、実演もありか?

 

昨年Uターンしてまもない10月、この番組出演のお話しを頂いた時は「丹南」という言葉が耳慣れなかった。当時のブログ

福井県中央辺りの地域名と知ったが、放送は福井市のサテライトスタジオで我が家からはさほど遠くなかった。

この時初めてお会いしたパーソナリティー内藤さん、藤田さんはジャズ大好きで、その後とても親しいおつきあいとなった。

知識豊富な内藤さんと大雑把な打ち合わせはさせてもらったが、私の手元にある珍しい録音を持参して如何なる展開となるかは今宵のお楽しみ。

 

丹南FM SING.SING.SING. 19:00~20:00生放送

 

残り席わずか

11月ー12月スケジュール

 

 

 

 

 

 

 

 

迷い

東京から下り新幹線ひかりがやけに混んでいた。

メール連絡を済ませ網棚の荷物、片方がやけに重いのでもう一つの方に移そうとやっきになっていると周囲の客が一斉に席を立ち通路に行列、「あ、名古屋だ、降りないと」と並んで降りた。

駅の様子が違うことに気付き表示見ると「浜松」、その途端ドアが閉まり発車、一つ手前だ、どうしよう・・・と、目が覚めた。

なんだ夢か、しかし何で名古屋なんだろう、普段降りることも先の予定もない・・・あ、メールか。

 

毎年12月に銀座「シグナス」で「高浜和英トリオ・クリスマスライブ」、名古屋、大阪など各地からお越しのお客様もいらした。

東京時代は企画集客を全て一人でやっていたので福井に居ては困難、複数の問い合わせに中止をお伝えした。

昨日、名古屋の知人から「それは残念です」と返信頂いた。

集客の難しさによる経済的理由だが、12月の銀座ライブを楽しみにされていたお客様を思えば判断が正しかったか、その迷いが夢に出たのだろう。

(2019年11月末のブログ

 

残り席わずか

11月ー12月スケジュール

 

 

 

メモ帳

ジャズのセッションにおいて「枯葉」「サニーサイド」など譜面なしで演奏可能な定番曲は多いが、個人差もあって何でもという訳にはいかない。

メロディー奏者は曲を知らないと演奏できないが、伴奏楽器はコード(和音)進行、

| C   A7  |  Dm  G7 |~、など記したメモさえあれば良い。

 

若手時分からコード進行をノートに記した「メモ帳」を持ち歩いていた。

ラフなライブは事前に曲決めをせず本番、ノートの曲番号を告げベーシストが探す間にトークですぐ演奏開始。

50代後半頃から馴染みの仲間との演奏が増えると私のレパートリーを記憶してくれ、メモ帳不要となり昨年の引越しで廃棄した。

 

福井での活動は事前告知する企画ものが多く、その都度譜面を準備してきたが、今月「シライハウス」レギュラー出演が始まると「メモ帳」が必要になった。

タブレットという手もあるが、入力の手間もあり従来の紙が効率よい。

記憶を頼りにリストを作るとジャズスタンダード約200曲、昨日ノートを買って「メモ帳」作り開始した。

 

さて、本日はレッスン、午後は勝山市へ、夜は三国町へ。

 

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ハッシャバイ

20代の頃によく演奏した「ハッシャバイ」、サミー・フェイン作曲とされているが、ある日ラジオで原曲がクラシックだと知った。

アンブロワーズ・トマ作曲、「歌劇レーモン」序曲。

 

当時あるバンドのライブでこの曲を演奏、リーダーのトークが「シャンソンの『パリの空の下』をジャズにしました」

出だしのワンフレーズは似ているが全く違う曲。

ステージ降りてリーダーに「原曲はクラシックですよ」と告げると、笑顔で「いや、それは違うよ。シャンソンなんだ」、きっぱり諭す口調に若い私は引き下がった。

 

この曲は旗 輝夫さんも歌われていた、昭和20年代に人気ジャズ歌手となり歌謡曲「あいつ」がヒット。

その後テレビで活躍、私世代だと幼少期にNHKテレビ「おかあさんといっしょ」でご記憶の方も多かろう。

歌手活動も続けられていて、御一緒した折こんな話をされていた。

「デビュー曲が『ハッシャバイ』で、録音のバックコーラスがデビューしたばかりのダークダックスだった。当時バンドもコーラスも同時録音で、私が間違ったら最初からやり直しだから凄いプレッシャーだったよ」

随分長く演奏していないが、ふとあれこれ思い出した。

 

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カタカナ語

このところコロナ感染者数が増えて第8波、しかもインフルエンザ参加しウイルス強豪選抜戦となっている。

松山から戻って「シライハウス」出演と続くが、ライブパフォーマンスは人と人とのコミュニケーション、ソーシャルディスタンスも緩みがちな今・・・と書いて、長いカタカナ語が多いことに気付く。

 

ライブ案内の出演者プロフィールを短文にまとめる場合カタカナ語に悩む。

私の例だと『ジャズコーラスグループ「ロミ&ジョーカーズ」でレコードデビュー』と長い、だからと言って漢字で『ジャズ合唱隊「ロミ&ジョーカーズ」音盤発表』だとイメージ違うだろう。

その点曲名邦題はイメージ変わらず、特に漢字熟語は短くて良い。

“Love is a many splendored thing”「慕情」

”Between the devil and the deep blue sea”「絶体絶命」

”Autumn leaves”「枯葉」

ことに”Get out and get under the moon”「月光値千金」の昭和初期センスに脱帽。

当ブログ曲名表記において英語と邦題の混在は、そんな理由と気分によるものでご容赦願いたい。

 

残り席わずかとなりました。当日は健康チェックなど感染対策徹底して開催します。

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シライハウスの夜

昨夜、福井市「シライハウス」、カウンターに白井さんとママ、以前と何ら変わらぬ風景にほっとした。

先月一杯で白井さんはオーナーを畑 晴美さんへ譲られたが、現在は研修期間サポートとして毎晩お二人で店に立たれているそうだ。

20:30になり私はソロで思い付くままにスタンダード曲を演奏と弾き語り、ラスト白井さんのアルトとセッション。

21:30、2回目ステージはベースの今井くんとデュオでスタート、途中白井さんと晴美さんがヴォーカルで共演し「サニーサイド」、お客様手拍子で大盛り上がり。

22:30 ラストステージ、白井さんが指導される地元のドラムとパーカッション参加でセッションありのステージ。

 

大盛り上がりの賑わいを感じたが、白井さん「まだ以前の金曜の夜に戻ってません。コロナがもっと治まってくれないと」

新たに船出した「シライハウス」は外洋へ向けて進む。

 

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