ヴィンテージ

昨日あわら市でレッスン、ここも少しずつ生徒さん増えてきた。

現在4カ所に伺っているが、ピアノは私のオリジナルアレンジの譜面で練習、クラシックと違うのは部分的にご自身の工夫を入れても良い。

選曲は私からの提案もあるがほぼ本人の希望で皆さんスタンダードばかり。

これがジャズのスタンダードという明確な範囲特定は出来ないが、国籍で言えば欧米、アメリカが多いが、時代で言えば20世紀初頭~1960年代、中でも20年代~40年代に集中。

流行歌、映画音楽、舞台ミュージカルなどで世に出た曲が、ジャズ演奏家や歌手がこぞって取り上げ時代を超え世界中で愛される曲。

 

1960~80年代のジャズシーンは発展前進過程、ともすればスタンダードは古物扱いの風潮もある中で、クラシック同様に百年単位で残るべきものと信じた若き私。

そこから変わらずこれひとすじで現在に至り、例えば「二人でお茶を」"Tea for two"は1924年の曲、他にも百年超えヴィンテージも多くなってきた。

これら楽曲に畏敬の念すら抱く。

 

3月-4月スケジュール

 

 

ひと月余り

北村英治コンサートのチケットは主催「ふくいスイング倶楽部」の手持ち分完売、プレイガイドに自由席残り僅かとなっている。

地元ラジオCMは既に放送終了、来月公演前にテレビコメントとラジオ出演の予定があるが、既にチケット販売目的はなくなったので何をお伝えするか考える。

ジャズや北村英治さんにご興味ありながら情報に接してない人がいるやもしれず、例え公演に来れなくても広報に何らかの意味はあると思う。

 

1970年代が終わる25歳頃、あるクラリネット奏者のバンドの仕事で「スイングジャズ」を知り惚れ込んだ。

モダンジャズ全盛でスイングやディキシーは過去の斜陽音楽と見なされ、「そんな音楽ではこの先やっていけない」の言葉に悩む。

そんな中「君の好きなスタイルをとことんやれ」の言葉に勇気をもらい、見上げた雲の上に北村英治さんが輝いていた。

これひとすじで現在に至り、東京から福井に帰郷し公演開催まであとひと月余り。

私とカルテットメンバーの健康と、なにより94歳目前の北村さんがご自宅転倒などなきよう切に願う。

 

3月-4月スケジュール

 

 

 

 

 

昼夜盛況

昨日、越前市カフェ「かりんとう」でのソロライブ、昼夜共に満席の大盛況。

第一部「スマイル」「酒とバラの日々」「私の青空」「コーヒールンバ」他、10分休憩後後の第二部は、その場でリクエストのメモを頂いてピアノ演奏と弾き語り。

昼の部ではメモに書かれた「めぐり逢い」と告げると、前列の高齢女性が手を挙げられた。「これケリー・グラントとデボラ・カーのですか?」「そうです」と確認し演奏。

夜の部ではメモ「コール・ポーターの曲」、「何がいいですかねぇ・・・」と、それを書かれた男性「ビギンザビギンお願いします」、その他ビートルズカーペンターズなど世代的に私がお届け出来る曲が多く、お客様と和気藹々のひととき。

初めて伺ったカフェでの長い一日、盛り上がって良かった。

 

3月-4月スケジュール

 

 

 

 

 

本日越前市カフェ

福井県あわら市の波松(ないまつ)小学校は少子化により数年前休校となり、地区の子供たちは離れた地区の小学校にバス通学。

校舎はそのままで昨年末に音楽室ソロコンサート出演を頂き、その2回目が来月2日に開催。

今回この地区の子供3人との鍵盤ハーモニカと共演予定があり昨日初リハ。

上手くいきそうで本番に期待わくわく、と、私が一人喜んでも仕方ないから子供たちに聞くと「楽しい」の笑顔に安堵。

東京時代にはなかった子供共演がこんなに楽しいとは新たな自分発見である。

 

さて本日、越前市カフェ「かりんとう」ソロライブ。

このオーナーさん、昨年末に私のことを知って波松小コンサートに申し込んだが満席で断念、そこであきらめず出演問い合わせの連絡。

年明けに初めて伺ってお話すると開催即決、午後のライブ予定がなんと3日間で予約満席となり追加した夜の部も満席、馴染みのない地区の出来事に驚いた。

さして有名演奏家でもない私、こういった縁のお陰で活動させて頂いているが、東京から福井に居を移して新たな展開が続くことは本当にありがたい。

 

3月-4月スケジュール

 

 

初リハ期待

昨夕、福井市に用事もあって早めに「シライハウス」に入りお店自慢のカレーを頂いた。

昨年経営を引き継いだ畑春美さんが専門家の指導を受けたメニューとあって、とても美味だった。

アルトサックス奏者白井さんも出演で来店、来月ある祝賀会出演の打ち合わせ。

勝手にカルテット演奏と思い込んでいたが、なんと「白井淳夫スインギンバンド」と聞いて驚き。

東京ではごく希だったフルバンド共演が福井に来て続く。

WBC影響で満席とはいかぬまでもそこそこ賑わって良かった。

 

さて本日はあわら市の小学校で初リハーサル、今春中学入学3女子による鍵盤ハーモニカ、4月2日の音楽室コンサートで披露する2曲、アレンジ譜面と練習用にサンプル音源を渡して練習してもらった。その成果がとても楽しみ。

ジャズ風アレンジとはいえ、サンプルと同じように弾く方が子供たちは安心出来るだろう、今一度ピアノパートをおさらいして出よう。

 

キャンセル席お問い合わせ下さい

3月-4月スケジュール

 

 

 

春の備え

つい何日か前まで唱歌「早春賦」に歌われる「春は名のみの風の寒さや」を思ったが、昨日車タイヤを冬用からノーマルに変え春の備え。

2021年福井Uターンした冬に体験しなかった吹雪運転を今シーズン幾度か、渦中の昨年末突然の熱波が吹いた「北村英治コンサート」開催計画。

年明けから怒濤の勢いで先の目標に向かって来たが、いよいよ最終準備段階。

ステージ構成もほぼ決まってはいるが、第二部での地元演奏家ゲストコーナーに悩む。

福井と北村さんのつながりを伝えたい、北村英治カルテットの演奏をたっぷり聴いてもらいたい、東京人として長かった福井人の私として本番まで熟考を重ねたい。

 

さて、本日は久々の福井市「シライハウス」出演、昨年から作成するコードメモ帳はスローペースで、アルファベットAから書き始めて現在Rに入ったところ。

未完成ながらとりあえず持参しよう。シライハウス

 

自由席もほぼ完売近くなりました、お問い合わせ下さい

3月-4月スケジュール

 

 

 

座席回転

毎月の上京で利用する特急「しらさぎ」、米原駅スイッチバックで乗客が座席を回転させなければならない。

東京に向かう時は新幹線乗り換えで降りてしまうが、福井へ帰る乗り換えでは回転中に乗車することが多い。

人が座っていると回転できないので全員通路に出て行うが、アナウンスを聞き逃して戸惑う人をよく見る。

 

7年ほど前かの東京時代に名古屋から乗車し福井に向かう時だった、前の席で中年男性が弁当を食べ始めたばかり、私が「すみません、座席を回転させるので」と言うと「え?・・・弁当食えんが」とつぶやき手を止めたまま固まった。

金沢言葉らしき男性に「回転させたらまた食べられますから」と言うと「あ、そういうこと」と箸と弁当持ってお立ちになり私が回転。

その間男性は弁当をみつめたまま、よほど楽しみにされていたのか、今も座席回転でその男性の顔が浮かぶ。

 

4月の北村英治カルテットの列車チケットを今月末に購入、上京で届ける際に座席回転も伝えておこう。

そんな時期を迎えてコンサートのチケットは自由席も残りわずか。

 

3月-4月スケジュール