18歳で福井を出て初めて迎えた東京の冬は嬉しかった。 日本海側は雪雲に覆われる日々で湿度も高い、それが東京では晴天続きでカラッとしているからだった。 しかしこのカラッと乾燥が歌にはしんどいから、寝る時は加湿器、仕事には白湯を入れた水筒を持ち…
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