2020-01-01から1年間の記事一覧

2020年大晦日

今年はコロナで4月、5月は活動休止、6月以降わずか戻るが以前とはほど遠く、このブログに書くこともなくなると思ったが、ヒマにまかせて昔話を書き出したら面白くなって、PCイラストにもトライ。最初マウスで線を引くのも難しかったが少しずつ慣れて、…

映画と音楽29-パーティーズオーバー

昨日は年内の仕事納めで銀座「スイング」、谷口英治さん、熊倉未佐子さんの2クラリネット、山口雄三さんベース、八城邦義さんドラムスで出演。 このライブはユーチューブ配信されてます→ こちら 映画と音楽 ―パーティーズオーバーお古いとこばかりのブログ…

映画と音楽28-ラジオにリクエスト

このシリーズのきっかけとなった「映画と音楽異名帳」に入れるべきでありながら忘れた映画が「恐怖のメロディー」(1971年)で、曲が「ミスティー」。クリントイースト・ウッド初の監督&主演作で、原題が”Play Misty For Me”(ミスティーをかけて)。ラ…

映画と音楽27-アル・ジョルスン

1970年代に出版された和田誠さんの本に『サミー・デイビス・Jr来日公演でお得意のモノマネを披露する。ナット・キング・コールやディーン・マーチンに比べてアル・ジョルスンは反応がない、アメリカでは大受けするのだが』。 これを裏付けるような映画…

映画と音楽26ージョルスン物語

昨日、東京都のコロナ感染者数が949人と驚くべき数字だが、銀座「俺のイタリアンJAZZ」「俺のやきとり銀座9丁目店」、両店舗共にまずまずの入り。但し、通常の土曜日にしては8時台には少なく、早めに帰宅されたお客様が多かったようだ。 私も含めあ…

映画と音楽25-クルーナー

20世紀初頭、歌はクラシックと同じく朗々と張った生声だったが、マイクロフォンの普及で耳元でささやくような歌い方が可能となる、その最初のスター歌手がビング・クロスビー。1903年生まれで20年代半ばデビュー、初期の録音は若く張った感じもある…

映画と音楽24-元祖ホワイトクリスマス

昨日は「俺のフレンチ横浜」ソロ出演。 寒さも和らいだイブの夜、カップルや家族連れの多くのお客様がディナーをお楽しみになり、目一杯クリスマスソングお送りした。 映画と音楽24-元祖ホワイトクリスマス 「ホワイトクリスマス」が最初に歌われた映画が…

映画と音楽23-ホワイトクリスマス

最近はビング・クロスビーを知らない若手ジャズ演奏家もいる時代になったが、私はクリスマスと言えば映画「ホワイトクリスマス」(1954)、昔は暮れになるとテレビ放映されていた。主演がビングとダニー・ケイ、ベラ・エレンとローズマリー・クルーニー…

映画と音楽22ー夢の乙女

昨日PCが起動NGとなり姪夫婦にメールアドバイスもらい格闘の末、深夜回復。 映画と音楽22-夢の乙女米映画「エンゼルハート」(1987)はミッキーローク主演、殺人事件を捜査する探偵がブードゥー教にからんで南部へ行くホラー風サスペンスだった。…

パソコンNG

なんと、パソコンが起動しなくなってスマホで更新している。 本日分のシリーズ原稿とイラストを用意していたのだが、残念。 とりあえずシリーズお休みして、PC買い換えとなるかどうか?記憶と情報確認で書いているシリーズなので、スマホ更新も可能ではある…

新潟レポート

一昨日朝、東京駅は人もまばらかと思ったが上越新幹線改札前に多くの人、背にスノボーらしき荷を背負った若者が目立つ。 ドラム竹内武くん、クラリネット&テナー宮崎佳彦くんと合流し、9:12発「とき」に乗車。 車内が空いていたのは大宮駅停車後は終点ま…

本日新潟へ

本日朝9時台に東京駅から上越新幹線乗車して新潟市へ、明日は三条市へ1泊2日ツアー、演奏で地方に伺うのは久々。 今年11月に予定されていた二胡奏者チェンミンさんと「夢幻城爵士楽団」新潟市コンサートがコロナで中止、それを企画したTさんから「その…

映画と音楽21-欧州ヌーベルバーグ

欧州3日間の最終日はヌーベルバーグ、1950年代末から60年代にかけてフランス映画で制作手法が革新的と評され、それらの作品にジャズが好まれた。 「死刑台のエレベーター」はマイルス・デイビスが演奏、「エヴァの匂い」でジャンヌ・モローがビリー・…

映画と音楽20-欧州太陽

60年代の映画や音楽はアメリカのみならずヨーロッパのヒット作も多かった。 「鉄道員」「道」」「刑事」「シェルブールの雨傘」などの映画音楽は、アメリカのからっとしたスケールのデカさに比べると、センチメンタルで四畳半的、マイナー(短調)曲が多い…

映画と音楽19-欧州ツイスト

私は1955年生まれの実年齢と少々ずれた“音楽マセ”の子供だったのだと思う。 60年代前半に流行したツイストはアメリカ発祥だが、個人的にヨーロッパ映画音楽を思い出す。 イタリア・フランス合作映画「太陽はひとりぼっち」(1962)、アラン・ドロ…

映画と音楽18-恋に落ちた時

日本の曲「支那の夜」は昭和13年(1938)に発表され、2年後の同名映画で李香蘭(山口淑子さん)が歌った。 海外向けラジオ放送でアメリカ兵にも”China Night”として好まれ、歌の人気は終戦後も続いたそうだ。 朝鮮戦争の韓国を舞台にした映画が「零号…

映画と音楽17-ラストエンペラー

ジャズの小唄「アム・アイ・ブルー」"Am I Blue"、以前弾き語ったことがある。 ♪俺ブルーなんだ、君だってそうなることがあるさ、あの頃の俺は彼女のオンリーワンだった、でも、今は悲しきロンリーワン♪ ハンフリー・ボガード主演映画「脱出」”To Have And H…

クリスマス・ライブ・レポ

昨日、銀座「シグナス」で「高浜和英トリオ・クリスマスライブ・・2020」。 このところの感染拡大で予約キャンセルもあったが、前日と当日の駆け込み予約で寂しくない風景での開催となった。 今回の動画は生中継配信され、明日までアーカイブ配信も これ…

本日クリスマスライブ

本日と明日はシリーズお休みしてライブ話題を。 高浜和英トリオ(酒井一郎Bass、八城邦義Drums)のクリスマスライブは長年続けていて、会場は銀座「シグナス」。 今年は年明けからじわじわと広がったコロナで、3月に仮予約して暮れまでに収まればと思った。…

映画と音楽16-ペーパームーン

昨日の“三日月“つながりで、映画「ペーパームーン」、1973年の制作なのにモノクロなのは30年代の話だからか。 ライアン・オニールと実の娘が主演、詐欺師の男が親を亡くした少女を親戚の家まで送り届ける話。 昨日の映画「ギター弾きの恋」もこの映画…

映画と音楽15-ギター弾きの恋

ウディ・アレンは俳優でジャズクラリネットも演奏するほどのジャズファン、監督作品に「ギター弾きの恋」(1999)がある。 最初観た時ドキュメンタリーかと思ったが、実はそれ風に演出したフィクションだった。 1930年代のアメリカ、主人公レイ・エ…

映画と音楽14-お久しぶりね

この往年映画ばかりブログでは珍しい昨年(2019年)公開された映画「アベンジャーズ・エンドゲーム」。 スーパーヒーローが何人も集結して悪に勝利し、ヒーローの一人が時代を越えて過去に戻る結末、ラストシーンに流れたのが「お久しぶりね」”It’s Been…

映画と音楽13-SFとスイング

SF映画「フィラデルフィアエクスペリメント」”The Philadelphia Experiment”(1984)は、第二次世界大戦中にアメリカの軍艦で極秘に行われた装置実験で時空のひずみが生じて、2人の若い兵士が80年代にタイムスリップする。 40年の時を経てもかつ…

映画と音楽12-キスメット

映画「キスメット」(1955)、古代バグダッドにやって来たある親子、父親の言ったことが偶然現実となり預言者に祭り上げられてゆく、タイトル語源はトルコ語「運命、宿命」。 息子役は当時の若手歌手&俳優のヴィック・ダモン、町で見初めた美しい娘の後…

映画と音楽11-特集事始め:終演

本日、「俺のフレンチ・イタリアン青山」にランチからディナー、ソロ出演。 映画と音楽11-特集事始め:終演 富山市のレストラン、羽田空港で乗り遅れたベーシストがキャンセル待ち搭乗の連絡待ち。 やきもきする私にオーナーは「演奏は食事の後だから大丈…

映画と音楽10-特集事始め:富山

本日「俺のフレンチ横浜」ランチ、ソロ~ディナー、酒井一郎(B)さんと出演。 1985年頃、富山市に同行するベーシスト氏に、羽田空港の駐車場事情の悪さを告げ「車でなく電車で」と言って空港ロビーで待ち合せた。 ところが時間を過ぎても来ない。 携帯…

映画と音楽9-特集事始め:羽田

これまで映画音楽特集ライブは数え切れぬほどになるが、ごく初期の話を思い出した。 1985年頃のこと、家内が出産その他で郷里を往復、乗り換えありの列車より負担の少ない飛行機が良かろうと羽田空港に車で送り迎えした。 首都高の渋滞は日常のことだっ…

映画と音楽8-ツィンバロン

映画「第三の男」で有名になった楽器ツィター、独特な音色はいかにもヨーロッパ、それも寒い空気を感じるのは映画ラストシーンの冬枯れた並木からか。 似たような音色で「ツィンバロン」というハンガリーの楽器があって、両手に持ったバチで打弦演奏する。 …

映画と音楽7-第三の男とツィター

昨日、銀座「俺のイタリアンJAZZ」「俺のやきとり銀座9丁目店」にソロ出演。 6時台は両店舗ともに空いていて、穏やかに"The Christmas Song"弾き語りなど、ステージ終えるとスタッフのフィリピン人女性「あなたの歌Romnatcでいいね」と、マスク越しの目に…

映画と音楽6-サウンド・オブ・ミュージック4

映画「菩提樹」 トラップ一家のストーリーは、ジュリー・アンドリュースのハリウッド版より9年も前にドイツで映画化されている。 邦題「菩提樹」(1956)”Die Trapp-Familie”、私はユーチューブで観た。 大筋は同じだが、雷鳴におびえる子供たちに歌う…