横浜で警報鳴る

昨日、午後は曇りで穏やかだったが予報では関東の天気が不安定とのことで、傘を用意して横浜へ。

「俺のフレンチ横浜」に、お馴染みの若手ベーシスト仲石裕介さんとデュオで出演。

 

7時過ぎから降り出した雨が8時頃から強く、雷も凄くなった。

思いついて『雨に唄えば」を、譜面の用意がないので急遽コード進行をメモに書いた。

 

次のステージで「シェルブールの雨傘」そして「雨に唄えば」、若いお客様が御存知かどうか分からないが、雨に因んだ曲としてお送りした。

 

ステージ降りるとお客席のお若いカップル、笑顔で「『雨に唄えば』を聴けると思っていなかったので、とても嬉しかったです!」と嬉しい反応。

 

店を出て仲石さん「あの曲知りませんでした。勉強不足で・・・」と謙虚な言葉に、

私「いやいや、あんな見事な演奏するんだから、全然そんなことないよ」と。

 

若手の常識を私が知らないこともあるだろうし、と思う一方、お客様の反応も意外だったけど、腕利きの演奏家とて知らないのかぁ、彼に限らず、ビング・クロスビーを知らないピアニストもいたしなぁ、そいういう時代なんだなぁ・・・と。

 

激しい雷雨も過ぎて9時過ぎ、控室でラストステージの譜面を揃えたところに仲石さんと私のスマホ同時にピピー!とけたたましい警報音。

 

『神奈川県南部土砂災害』

控室から店に向かうと歩く人々からも警報音が聴こえスマホを取り出していた。

 

店内は落ち着いた様子、さすがに空席もあったが、ディキシー曲"That's A Plenty"など楽しんでくれ、お客様のバースデーで盛り上がり、おきまりファイナル"Bye Bye Blackbird"で無事終了。