中国趣味

昨日、二胡奏者チェンミンさんのことをブログに書いたが、中国には少年時代から興味があった。

 

私世代から少し上の団塊世代には、毛沢東時代の中国を懐かしく思われる方も多いだろう。

1960年代の中国といえば、貧しくとも理想に燃えて人民は幸福という情報しか伝わってこなかった。

それまで特別な興味はなかったが、高校時代に友人から教えられてラジオで北京放送を聴くようになった。

福井県に住んでいたので受信は鮮明で、語られる「アメリカ帝国主義打倒」「プロレタリア文化大革命」などの意味も理解せず思想かぶれもなかったが、何か漠然とした熱気を感じて聴いていた。

 

当時「毛沢東語録」を熟読して憧れる若者も多かったのは、戦後の日本で欧米娯楽文化どっぷりの中で別世界の新鮮な興味だったのだろう。

 

高校を卒業してジャズへの強い興味から上京、ジャズと並行して漠然としていた中国趣味は音楽にしぼられて世界の民族音楽への興味に発展した。

多様な音楽を知る面白さ、ジャズもビバップ、モダンなど様々なスタイルにトライしての今。

 

さて、本日は銀座「俺のフレンチ銀座コリドー街」にソロ出演。

 

10月ー11月スケジュール

12月7日(土)高浜和英トリオ・クリスマスライブ

銀座シグナス 御予約受付中!

開場13:30 開演14:00

チケット¥3,000(飲食料金別)

御予約 takahama_pf@hotmail.com