気を遣う

昨日、青山「俺のフレンチ・イタリアン青山」に、ベース大塚義将さんとデュオで出演。

一昨日の新潟のお客様の大半が70代前後だったのに比べると、34歳の大塚くんをして「若い方が多いですね」という年齢層。

休憩時間、大塚くんに新潟でリクエストを演奏した話をすると、「その世代の方はどういうリクエストを?」と聞くので、「引き潮」「ハーバーライツ」など挙げると、御存知ない曲が多いと。

 

幾度もこのブログに書いてしまうが、ジャズのスタンダードは世代時代を越えて演奏されてゆくが、こういう往年のポピュラーは年配者の懐メロ的存在となってきた。

昔で言う「ムード音楽」で、ピアニストとしてカーメン・キャバレロとか、と例を挙げたがご存知ない。

しばし、その時代の音楽や映画などの話を聞いてくれた。

こういう話をするのはとても楽しいが、それだけにあれもこれもと発展しそうなことろを押さえたり要約したり、聞く人がしんどくないかと気を遣いつつ、のつもりではある。

 

ラストステージでは「世界は日の出を待っている」、アップテンポで弾き語ってピアノソロ、お客様じっくり見て聞いて拍手、ありがたく気分良く終了。

 

1月ー2月スケジュール