一昨日の北村さんライブで「映画音楽メドレー」が受けたのは、お客様がこういう映画を御存知の世代だったことと、いつもにない新ネタだったからだろう。
私との共演開始が20年前で北村さんは既に71歳だったが、新ネタとして「そして天使は歌う」など演奏曲の他に、「チャタヌガーチューチュー」「この素晴らしき世界」「ロッカバイユアベイビー」などが私の弾き語り曲も。
弾き語りに慣れてゆく時期だったので、それらをこなすのに必死だった。
北村さんから歌ってみないかと言われた曲もあれば、自分から歌いたいと申し出た曲もあったが、なにしろ不慣れで毎度緊張の連続だった。
それでも北村さんの「いいねぇ!」にお客様も喜んで拍手、それがモチベーションとなった。
最近、カルテットの新ネタ更新は超ローペース、90歳という年齢なら当然ではあるが、衰え知らずの演奏を更に生かす為にも私が提供しなければ。
と言って、妙に凝ったややこしいアレンジだとリラックス感も損なわれるので、北村さんの大らかさが生きる、そこが工夫のしどころ。
さて、本日は池袋「ばがぼんど」ソロ出演。