来月の「マンダラ」での二胡ライブでバンド演奏の予定、”On a slow boat to China”に決めた。
２０００年の上海公演でも演奏したが、当時、歌はかくし芸程度でこの曲も歌わなかったので、今回弾き語り用にアレンジ中。
♪君を連れて中国行きの船に乗りたい、恋敵にさよならして二人きり、月の輝きは君の硬い心もとろけるだろう♪
アメリカ西海岸からならば２０日近く、意中の人をあせらずゆっくり口説けるが、これが日本だったら神戸港ー上海は３日ほど、あせって失敗、帰路は気まずい空気になりかねない。
恋に関係なくとも船旅はロマンチックだが、アメリカのジャズ曲には少ない。
日本の昭和歌謡に港やマドロスなどの歌が多かったのは島国ということもあるだろう。
イギリスの曲にも「ハーバーライツ」や「マイボニー」（海の向こうに去った恋）があり、「珊瑚礁の彼方」"Beyond the reef"もハワイの曲。
地理的条件に加えて、日本人的には海外渡航が船から飛行機が主流となって以後は減ったと思うが、そんな時代の流れを経て今、クルーズは贅沢な旅となっている。
さて本日は港町横浜へ、「俺のフレンチ横浜」にランチソロで、午後からベース菊田茂伸さんも乗船（？）して、夜まで長～い一日をゆったり出演。
