男の厄年が42歳は知っていたが、25歳と61歳にもあることは最近知った。
元々縁起を気にする方ではなかったが、思い返せば還暦時分、指や肩の関節痛に悩んだ、それが前厄の60歳、本厄61歳、後厄の63歳とほぼ重なる。
50代後半から右指に始まり、肩、左指と次々に故障、一時期は両手指4本づつで演奏し、その影響か体も疲れ易くマッサージにもよく行くようになった。
医者に行こうとも思ったが、手術となるのが怖くて何とか演奏をこなし、63歳過ぎていよいよ治療に行こうと思った矢先に緩和して行き、昨年春頃には自然治癒した。
厄とピッタリだっとことを最近知って、偶然とばかり言い切れぬ不思議を感じている。
もっとも、以前の仕事量と比べるとさほど忙しいとは言えず、体への負担も減ったこともあると思うが。
指肩の自然治癒は幸いだったが、決して医者嫌いではなく健康診断は毎年受けており、昨年は大腸の内視鏡検査、今週、久々に胃の検査を受けて問題なしでほっとしている。
厄と健康の関連が誰にも当てはまるなら、「医療特厄」とでも名付けた割引制度があってもと思うが、ま、それはないだろう。