昨日午前中は晴れて暖かく、樹々の緑も美しい、今年も巡って来た季節の心地よさ、でもコロナなんだよなぁ、と、ふと昔の歌を口ずさむ・・・ま、たいてい昔の歌しか出てこないんだが。
♪Why does the sun go on shining? Why does the sea rush to shore?
Don't they know is the end of the world 'cause you don't love me anymore ♪
「この世の果てまで」"The End Of The World"(1962年)
我が家にパット・ブーンのレコードがあって、小学生の私は、この世の果てまで二人一緒とか、そんなラブソングと思っていたが、実は全く違ってた。
♪どうして太陽は輝き続けているの?、どうして波は岸に打ち寄せているの?
この世の終わりと知らないんだ、だって私はあなたの愛を失ったんだから ♪
失恋でこの世の終わりなのに、どうして周囲は普段通りなのかと自己中心的な歌だけど、私は好きな1曲。
「この世の’”果てまで”」は英語の意味とは違うが、その少し前に"Till"がヒットしている。
1957年にベルト・ケンプフェルト楽団の演奏でヒット、邦題が「愛の誓い」。
しかし歌があって歌詞は「この世界が終わるまで二人一緒」だから、これなら「果てまで」で良かったが、甘いメロディーに相応しい邦題を考えたんだろう。
もしこちらに「果てまで」が使われていたら、"The End Of The World"の邦題はどうなっていただろう・・・、なんてことを考えるコロナ休業中の私。