かなり久々に7月のスケジュール更新しました。
本日は久々に銀座「スイング」に出演。さて、昨日からの続きですが・・・。
北京ドライバー2-緊張する
穏やか丁寧だった運転手ピーさんのタクシーを降りたのは天安門広場で、午後4時近かった。
ツアー到着初日に観光した天安門がすぐ左手、ここから入って「故宮」観光が最終予定だったが、昼間の渋滞ロスで閉門時間アウト、ならばと右手の「前門」へ。
「前門」(ぜんもん)は清の時代から続く老舗店など歴史と伝統を感じるエリアだが、大規模開発が始まっていた。
歩道も工事で掘り返されて、作業員は普段着、誘導路も誘導員もなし、「日本じゃ考えられませんねぇ」と言いながら、がれきの中を注意して歩いた。
工事は入口だけで、エリア内は老舗お茶屋や漢方薬店など、皆さん時代風情をデジカメに収めつつとても喜んでくれて、かえって正解だった。
夕陽も沈みかけて、「ホテルに戻って夕食にしましょう」とタクシーを拾いに通りに出た。
上ランク狙いだったが空車が来ず、やっと停めた一台に「10分くらいですから我慢して下さい」と皆さんに断って乗り込んだ。
随分使い込んだ車、運転手は40前後のがっしりした体格で髪は坊主刈り、使い込んだTシャツとジーパン、先ほど別れたピーさんと全て対照的だった。
3人は後部座席、私は助手席へ座り目的地を言って発車すると、後ろ3人の会話を聞いて運転手「日本人か」と素っ気なく。
「そうだ」と答えると「ふーん」・・・すごく不愛想な感じで、まさか反日感情などと緊張した。
後ろ3人は「前門って良かったですねぇ」と言いながら互いのデジカメを見せ合っている、余計な不安は伝えず、運転手に下手なカタコトで話さないでおこうと黙った。
続く。