スイングにて / 郷里観光案内5-永平寺

昨日、銀座「スイング」出演、右近茂TS&Cl、菅野淳史TP、小林真人B、八城邦義Dr。

トランペットの菅野さんは初共演で46歳とメンバー中一番若かったが、お客様のリクエスト"You Belong To Me"を御存知で、久々に弾き語った。

この曲は50年代にヒットしたポピュラーで、私より上の方がリアル世代になるが20代の頃に覚えて好きになった。そんな曲を菅野さんがご存知とはだったが、「スイング」の出演者人選はさすがだ。

歌を歌っていないが声はさほど問題なく「虹の彼方に」も久々に、ラスト「ボナセラ」も盛り上がって終了できた。

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郷里観光案内5-永平寺

2006年3月11日、郷里観光は東尋坊からスタートして雄島に寄って海の幸でランチ。

あわらからこの辺りは子供の頃からの土地勘も少しはあるが、18歳で上京後30歳で免許を取り車で帰省するようになった。

おおまかな地理は分かっても道に迷ったことは幾度もあって、この案内での事前ルート検索にかけた時間はコンサート段取りと同じかそれ以上だった。

 

家内の実家は永平寺町で山のふもと、有名なお寺は更に車で10分ほど登った深山幽谷の地。

海では春の訪れを感じたが永平寺まで来ると一気に冬に逆戻りで雪も残っていた。

こんな厳しい自然の中に壮大な伽藍を建造したのが鎌倉時代、700年余り経た今なお雪の中もわらじ履きの修行を求める僧が世界中から来る。

家内が子供時分、「雲水が1列になって托鉢に来ると家々の人がお米などを寄進した。雪の中でもわらじ履きで、ありがたい気持ちになって思わず手を合わせた」と。

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寺全体は広範囲に多くのお堂があるが観光出来るのはほんの一部、それでも1時間ほどかかる

入館してしばらく歩いて広間に集合し、参拝前にこれだけは守って下さいというルールの説明がある。

以前訪れた時、庭に降りて写真を撮ろうとしたおばちゃん、通りかかった雲水さんに「そこに入ってはいけませーん!」と大声で注意されたのを覚えている。

あくまでも厳しい禅の修行道場で、それだけに拝観する価値は大いにある。

この日は土曜日、たまたま実家の義兄が知り合いの土産店に人出が足らないと頼まれ、休日返上で手伝いに来ていて、無料で2台駐車させてもらえた。 

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