言葉12-文章を書く

本日、「俺のフレンチ・イタリアン青山」にランチから夜まで出演します。

 

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言葉12-文章を書く

2003年初頭、パソコン初心者の私がやみくもにホームページを始めた。

簡易編集システムもあったようだがそんなこと知らず、編集画面に並んだアルファベットと数字(タグ)の意味を調べつつ、ひたすら手探り。

タイトルしかない画面で1週間余り、少し編集が分かって日記帳を始めた。

 

文章力に自信がなく短文3行と決め、手書きの日記感覚で前日の下段に本日分更新して行った。

数日してお客様から「ネットでは一番上が本日だと思って見る」と言われて改めた。

2月だったので「少し風邪気味」と更新した夜にライブのお客様から「風邪は大丈夫ですか?」と聞かれて「何で知ってるんですか!?」と驚くおとぼけ。

本人は自己とその周辺の意識しかなくても、不特定多数の人が見ているのがネットだと実感した次第。

 

その頃、ライブによくお越しになる作家の中島梓さん(ペンネーム栗本薫)と親しくなった。

HPを拝見すると毎朝日記が更新されていて、けっこう長い文章なのに目の前で語られているような勢いで読んでしまう、さすがプロ文筆家だと感心した。

私の日記を読んでいると言われて「いやお恥ずかしい」と恐縮すると、「文書書くのが好きってのは伝わるわね」との言葉が今も耳に残っている。