言葉21-ベーシスト

前回書いた「ちゃぶ台返し」はトリオのベーシストが酒井一郎さんになる少し前で、やはりその時期に秋田市に行った。

先日ブログに書いたベーシストの名前を覚えられず「き、きたじまさぶろう」と紹介したのがこの時。

東京から別便で来たと言う男性が亜土さんの手伝いをするのでマネージャーかと思ったが、そうじゃなかった。

Mさんはお年は私よりやや上で、中学時代から亜土さんのラジオ番組にはがき投稿したと言う長年のファン、会社の休みを取ってボランティアでの付き人役。

とても穏やかな人柄で以後私も親しさせて頂き、亜土さん関連なく台湾コンサートにもいらしてくれた。

 

マネージャーを持たぬ身軽さは本人の性分に合うのだろうが、時に前回ブログのような事態も起こって周囲は修復努力に追われることにもなる。

大抵は努力が報われる結果となって、笑って済んでしまうのはあのイラストの世界感そのもので人徳とも言える。

 

亜土さんの伴奏はディキシーランドやスイングなど古典からポップな曲想まで幅広く、それは私の好みとも共通していて、共演するベーシストで最も相性が良いと感じたのが酒井一郎さんだった。

秋田から戻ってほどなく、現在に至る「高浜和英トリオ」メンバーが決まった。

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