本日「俺のフレンチ横浜」にランチはソロで、ディナータイムはベース酒井一郎さんと7か月ぶりの共演。とても楽しみ。
言葉28―巻物
水森亜土さんのイベント仕事が多かったのは20年余り前、マネージャー役も兼ねていたので必要な情報が私宛に送られて来た。
日時、音響、会場アクセス等々、ネット普及以前で封書かファクスで書類1~2枚程度、時に地域情報として観光パンフレットなど添えられていて、伝えたいお気持ちに温かさを感じた。
しかし、その温かさに汗したこともあった。
ある地方のホテルディナーショーは楽器持参で車移動だった。
電話で日時など確認し「後は“地図と楽器の搬入口”だけファクスして下さい」と一旦電話を切り、再び呼び出し音がなってファクスに切り替わった。
カタカタカタ・・・1ページ目「〇〇ホテル 水森亜土&高浜和英トリオ・ディナーショー企画書」
「え、こんなタイトル要らないのに」
カタカタカタ・・・2ページ、ホテルへのアクセス図
カタカタカタ・・・3ページ、搬入口
「はい、ありがとうございました!」と思ったが受信終了せず「あれ、まだあるの?」
カタカタカタ・・・4ページ、全音響機材一覧表、「これ全部使わないのに」
カタカタカタ・・・5ページ ホテル周辺観光マップ、「・・・(汗)」
この後も出るわ出るわ、企画会議記録と担当全スタッフ氏名、施設モノクロ写真などなど、A4用紙連続10ページ3mの巻物、弁慶もびっくりの勧進帳だった。