昨日の“三日月“つながりで、映画「ペーパームーン」、1973年の制作なのにモノクロなのは30年代の話だからか。
ライアン・オニールと実の娘が主演、詐欺師の男が親を亡くした少女を親戚の家まで送り届ける話。
昨日の映画「ギター弾きの恋」もこの映画も、主人公が三日月に座るデザインで時代を象徴している。
1920~30年代に大流行したアールデコに三日月が多く、写真館のセットでも好まれたそうだ。
映画タイトルはジャズ曲「ペーパームーン」”It’s Only A Paper Moon”の引用、曲も流れた。
1933年に書かれ、エラ・フィッツジェラルドやナット・キング・コールが歌っている、おおざっぱな訳。
♪紙の月、モスリンの木、ボール紙の海、「バーナム&ベイリー」、そんな見世物の世界じゃなく 愛を信じれば素敵な世界♪
「バーナム&ベイリー」は実在した有名サーカスで、映画「地上最大のショー」(1957)や「グレーテストショーマン」(2017)などに描かれた。
19世紀末に創業し20世紀に入って「リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム&ベーリーサーカス」と長い名前となって米国各地を自家用列車で巡業。
なんと2017年まで続いて経営難で解散、150年の歴史に幕を閉じたそうだ。
(明日、明後日はライブ関連話題でシリーズお休みします)
明日、高浜和英トリオ・クリスマスライブ動画配信(有料)の問い合わせがありましたので、以下に掲載しておきます。宜しくお願いします。