本日と明日はシリーズお休みしてライブ話題を。
高浜和英トリオ（酒井一郎Bass、八城邦義Drums）のクリスマスライブは長年続けていて、会場は銀座「シグナス」。
今年は年明けからじわじわと広がったコロナで、３月に仮予約して暮れまでに収まればと思った。
しかし、緊急事態宣言発令されて夏には中止決定を考えたが、「今年も楽しみにしてます」というわずかながらのお客様の声に悩んだ。
店に相談すると「人数制限など感染防止策を講じて営業しており、ライブ動画配信も始めました」で、９月末に開催決定。
状況の好転を祈るも先月から更に拡大、予約が減ったことが通常であればリーダーとして落ち込むところだが、世界的災禍であり”ソーシャルディスタンスが十分確保できる”ことをプラスに感じている。
いつの時代もどんなことがあっても、 演奏家は災いや悩みは全て忘れて美しい幸せを音で表現する、それが聴き手に伝わることで喜びが共有できる。
もっとも、このコロナは「全て忘れて」が許されず感染防止に努めつつではあるが、いつもと同じクリスマスを「長熟トリオ」でお届けしたい。
