映画と音楽74-自転車

小学3~4生の頃だったと思う、テレビでイタリア映画「自転車泥棒」(1948)を観た、貧しい人が生活に必要な自転車を盗まれてとても可愛そうだった。
当時、アメリカのテレビシリーズ「名犬ラッシー」「サンセット77」など、”外国人は家も車も冷蔵庫も大きくてリッチ”だと思っていた私、時代も何も分からず自転車で苦労する人がいることがとても不思議だった。

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高校時代、映画「個人教授」(1968)で若きルノー・ベルレーが自転車街を走るシーン、「自転車泥棒」のイメージがあったからかとてもお洒落で明るく感じた。

もっと明るくて新鮮だったのが米映画「明日に向かって撃て」(1969)、映画館で観たが、公開当時かリバイバル上映かは覚えていない。
西部開拓時代に実在した強盗二人組をロバート・レッドフォードポール・ニューマンが演じ、キャサリン・ロスが花を添えた。
3人が自転車に乗って戯れ、流れる「雨に濡れても」"Rain Drops Keep Falling On My Head"がとてもポップで楽し気な印象に残った。
それまでの西部劇からするとこのシーン、それとラストで追い詰められた二人が追手に向かって飛び出すストップモーションも斬新で、成程これが「ニューシネマ」かと思た。
曲は大ヒットしてその後もスタンダードとして親しまれ、最近もリクエストで演奏した。