昨日紹介した映画「夜の豹」でジャズバンドのパーティー出演シーンに因んで、私が出演した大宴会でのバンドつぶやき。
有名ホテルの大会場での披露宴、私はジャズコーラスグループ、他にクラシック弦楽四重奏、邦楽のお琴、全てイベント事務所から雇われて出演。
新郎は土木関連企業の御曹司、主賓の国会議員が祝辞。
「〇〇くん、〇〇さん、おめでとうございます。新郎のお父様と私は~」と業務上のつきあいを述べ、共に手掛けた事業の数々とその成果を延々披露、最後「末永くお幸せに」で結んだ。
バンド「あれで祝辞なのかね」
婦人団体の慈善事業寄付クリスマス会、皆さん60代~80代。
司会は会員のご婦人「それでは開会のご挨拶を会長から、”短め”にお願いします」と釘を刺すフレーズが気になった。
登壇された会長はかなりのご高齢で元外務省関係の未亡人、亡き夫の功労とその意思を受け継いだご自身の活動報告が止めどない。
バンド「あぁ、これで釘刺したのか」
全く終わる気配がなく司会者強引に「はい、会長、ありがとうございました」と遮るが、会長「その時も私は〇〇国の団体を通じて」と続ける、再度司会「はい、はい、会長ありがとうございました、それでは」の強制終了にも全く動じることなく世界情勢問題に発展。
バンド「すごいことになったなぁ」、予定時間をかなり過ぎた開宴となった。
ある地方で土木関連会社創立記念、来賓の県会議員先生が紹介されて社長挨拶。
「わが社はこれまで多くの困難を乗り越えて今があります。その都度〇〇先生には大変なご尽力を頂きました。自然災害、不況、そして脱税!」
バンド「今、ダツゼイって言ったよな!いいのかね犯罪歴を大声で」
様々なシーンがはっきり思い出される。