映画と音楽135-カポネからカラオケ

映画「アンタッチャブル」(1987)、捜査官エリオット・ネス(ケビン・コスナー)がギャング王アル・カポネを逮捕する実録。

この映画より前、子供時分に観ていたテレビシリーズ「アンタッチャブル」、ネス役ロバート・スタック、吹き替えの日下武史、いかにものテーマ曲も印象深い。

作曲がネルソン・リドルで、ナット・キング・コールエラ・フィッツジェラルド他、数々のジャズヴォーカル名盤のアレンジと伴奏で有名。

昔、ネルソン・リドル楽団によるキング・コールの"Too Young"の歌なし伴奏レコードが出ていて、カラオケがなかった時代これで歌った人がいたのだろう。

 

カラオケの語源は「歌がない(カラ)伴奏オーケストラ(オケ)」で、伴奏オケを先に録音して歌をかぶせる場合などに使われる業界言葉だった。

40代になって海外に行くことが増え、日本の「カラオケ」が世界に普及したことを実感した。

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英語で「寿司」はスーシなのに"KARAOKE"は「ケリオーキ」に近い発音で、何であんなに訛るのかと思う。

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サンクトペテルブルグに行った折、街のロシア文字表記が全く読めなかったが”KAPAOKE”の看板があちこちあってカラオケと知った。発音は日本語と全く同じ、因みに「寿司」もスーシ。

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中国語は漢字+英語で発音もカラオケだが、「寿司」はショウスーで漢字文化ならではのギャップ。

アンタッチャブルからカラオケへ、とりとめのない話になってしまった。