映画と車番

引っ越し前の5月、新居リフォーム開始前に現地確認の要請を受け、東京でのワクチン1回目終えるのを待って車で福井に向かった。

6月頭、県のワクチン接種はまだこれからで、多摩ナンバーを危惧した義姉から、インター降りたら先ず実家に直行せよと指示。
実家には大きな倉庫があり、車を入れ停車した途端に姉はシャッターを下ろし、念入りにナンバーを段ボールで覆った。

仏映画「サムライ」(1967年)を思い出した。
アラン・ドロン演じる殺し屋、仕事依頼があると先ず車を盗み馴染みの修理屋に直行、店主がシャッターを下ろしナンバーを付け替える。

6月は実家の車をお借りしたが、今はこちらのワクチン接種も進み、多摩ナンバーで毎日運転。
それでもやはり気にはなるが、ナンバー付け替えまであと数日、映画みたいにはいかない。