練習環境

東京で30歳になる頃に武蔵野市から小金井市へ越したが、ずっとピアノ自宅練習出来る環境にいた。

歌はコーラスバンドのリハが3~4日間隔で自宅で声を出すことはなかったが、弾き語りを意識し初めると自宅練習への渇望が起きる。

ピアノに比べると歌は素人で近所に聴こえることは避けたく、都心の親しいお店を借りて練習に通った。

ご近所とは味噌醤油貸し借りのおつきあいだったが、住宅地で周囲住人が入れ替わるとピアノの音も出し辛く感じデジタルピアノに変更、福井にも運んだ。

 

皆さん「プロの演奏が聴こえるのは得した気分になりますよ」と仰るが、人に聴いてもらう演奏とは全く別で、練習は聴く人がいると集中できない。

こちらに引っ越して周辺住居との距離もあり楽器や声を出せる環境になった、が、まだピアノも歌も控えめ。

リフォームその他生活環境が整うまであと数日、譜面で言えばラストのコーダに入ってからが長くエンディングまでもう少し、自宅練習の充実感を得られればUターン帰郷の意味も大きい。

 

家の南側は田園、稲はまだ穂が見えず美しく鮮やかな緑のじゅうたんが広がる

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