私と妻は福井出身で東京生活では家庭で方言を外では標準語を話していた、Uターンして当然方言率は増えたがそこに時代の変化を感じる。
つい先日我が家に姪と娘が来て会話中、私が言った「だんね」が6歳の娘に通じなかった。
大丈夫、問題ないよの意味、古語「大事ない」が関西言葉で「だんない」、福井言葉で「だんね」
40代の姪に問うと「意味は分かるが話したことはない」、既にこの世代間で違っていた。
東京時代も帰省などの行き来で死語方言は意識していたが、住み始めて知る意外。
死語福井方言の例、夕飯の支度中に母親が子供に「しもたぁ味噌なかった、隣の家でかってきて」、これは「借りてきて」の意味。
商店で買うのは「こうてきて」で明確に違うが今は耳にしない。
他にも多くあるだろうが、私も妻も浦島的話者であることを意識しないといけない。