画家の生活

今月予定されていた「にっぽん丸」クルーズがオミクロン拡大で中止となり、延期スケジュール調整中で決定を期待して待っている。

当面はレッスンやワークショップ関連の他はライブ仕事もなくヒマだが、日々やることがあって北京五輪もあまり観ていない。

 

4月のライブに向けて新たに数曲のアレンジ、コロナ前の東京時代は忙しかったこともあって、1回のライブに向けてせいぜい2~3曲だった。

若手時分はこれほど練る時間かけずにアレンジし記譜して本番だったが、曲によって出来不出来の差があって中には1回でボツも。

最近は、この曲をこう出来ないかと浮かんだアイデアをピアノで弾いてみる、日々少しづつ工夫、記譜はせず体で覚えつつ形に仕上げてゆく地道な作業が楽しい。

 

中学時代に油絵を描くことが好きで、NHKテレビ「日曜美術館」で時折紹介される映像、画家が自宅アトリエで作品に手を入れながら創作と制作の生活に憧れた。

思えば今が正にそれ、50年前の思いが音楽で現実になっているわけか・・・と、ヒマを喜んでばかりもいられないが。