ルーツと縁

毎月ジャズレッスンで伺う福井市河合公民館、生徒のお一人は館スタッフもされておりメールを頂いた。

文化教室に来られている高齢女性が公民館だよりをご覧になり、ジャズ講師の名を見て「幼稚園職員をしていた頃の教え子に違いない」と申し出たらしい。

かなり驚いた。

60年前のこと、芦原幼稚園の先生で姓は結婚後変わられていたが旧姓も記憶にあり、添付写真のお顔に面影あり。

 

メールには、母が私の左利きを気にして先生に相談したのでピアノを勧めたとある。

亡き母からは町にオープンした電気オルガン教室に私が通いたいと言ったと聞いており、これまでメディア取材にもそのようにお話してきた。

私自身は6歳の子供が自発的に希望したか疑問も感じていたが、先生の存在がピアニスト人生のルーツなのだろうか。

 

今月26日の「わくどき音楽村」ジャズ講座に参加申し込まれたそうだ。

この日は講座から続いてレッスンなので出来れば事前にお会いしたい、でないと平常心で講座講師が務められる自信がない。

ずっと郷里に住んでいたとしても再会があったかどうか、実に不思議な縁である。