ジャズとお寺

一昨日ブログに書いた「古い十字架」"Old Ragged Cross"。

ジャズではジョージ・ルイスのクラリネット演奏が有名だが、歌としてジョー・スタッフォード、エラ・フィッツジェラルドエルビス・プレスリーなどジャンルを問わず多くの歌手が録音している。

歌詞は、遥か遠き丘の上に朽ちた十字架、血の跡は人々の罪を一身に背負い・・・。

 

私が初めて演奏したのは30代、管楽器のメロディーにコード進行のみのメモで演奏、その後別の曲「主と共に歩まん」"Just A Closer Walk With Thee"(邦題は正確か自信ないが)を演奏した折、「古い~」とよく似ており混同してアドリブを間違えた思い出がある。

 

「古い十字架」は北村英治さんとよく演奏する、お客様から「歌って」と言われたが、特定の宗教を持たぬ私がおこがましい気がして歌ったことはない。

ジャズに「聖者の行進」などキリスト教由来の曲は幾つもあるが、過去教会での演奏経験は1回のみ、比べてお寺のライブは数え切れず年内の予定も頂いている。

統計によるとお寺はコンビニの2倍近い数で、日本の日常としてジャズもお供させて頂くことは面白い。