音楽メディア出現

このところ周囲にもコロナ陽性が増え、明後日に迫った公民館ライブでは私自身含めて皆さんお元気で集えることを願う。

この公民館がきっかけで幼稚園時代の先生と60年ぶりの再会があり、その先生から始まったピアノ人生を綴るライブをとの希望で記憶を整理している。

 

物心ついた頃の音楽メディアといえばラジオだけだったが、幼稚園時代にレコードプレーヤーを買うと聞かされて、とてもわくわく期待したことを覚えている。

小型のポータブルプレーヤーで針飛びし易く子供が飛び跳ねると怒られた。

その後小学校に上がってテレビが家に出現。

昭和37,8年頃のことで、記録によるとテレビ普及率90%が1965年(昭和40年)で少し早かったことになる。

これは、7歳上の兄が通う中学で先生が「テレビのない家は手を挙げて」、クラス半分くらいはと勢いよく「はいっ!」、ところが一人、二人。

みじめな思いをしたと聞いた母がテレビ購入を決断、弟の私は得したわけだ。

白黒テレビが家に来た日をよく覚えている、電気屋さんが配線工事終えて電源入れる、真空管で時間がかかりボーっと画面が、「あ、映った!」

音楽メディアは格段に増えたが電話はまだなかった、随分昔に感じる。