英国首相の選挙戦で減税を掲げる候補者優勢ニュースで思い出した、ビートルズ曲「タックスマン」
発表当時小学生だった私、スーパーマンやバットマンみたいでカッコいいと思ったが、中学生になって税金徴収員の意味と知って意外だった。
1960年代、ビートルズ人気の急上昇にマネージメント追い付かず、稼ぎのほとんどが税金で持って行かれる政策への批判だったとか。
グッズも世界各国で商標登録などなく販売されたらしい。
もっと昔、19世紀の米国作曲家フォスター、今もフライドチキンCMに「ケンタッキーの我が家」が使用されるほど有名だが、当時著作権への意識も薄く晩年貧困のまま世を去ったとある。
ここ10年内の話し、二胡奏者チェン・ミンさんと共演の際よく演奏する「燕になりたい」、70年代頃の曲だが作者不詳とされていた。
チェン・ミンさん、その誰かを知りたいと中国帰国して調査、わずかな情報を辿り辿って、北京在住の老人が作者である確証を得た。
ところが本人に面会すると権利も金銭も無関心と拒否。
そこに至る過去の事情は不明ながら「作者の権利を放棄すべきでない」と説得、個人的な演奏使用料を支払い登録手続きも代行。
曲に惚れ込んだ熱意と行動に敬意を抱く。