ジャズは20世紀100年間に素朴なスタイルから多様に変遷。

ある様式が主流になって新しいスタイルが登場すると、それ以前の様式が時代遅れとか古臭いなどと言うようになる。

私が演奏家となった1975年は進化途中で、ロックとモダンジャズ融合の「フュージョン」流行をカッコ良く感じた。

若い感性を持ちながらもお古い「スイング」スタイルにほれ込む己を、時代逆行かと悩んだが、そのトップに輝く北村英治さんへの憧れは行動へと駆り立てた。

ジャズコーラスという形でメジャーデビューへとつながる。

若く音楽の幅広い興味があり様々な仕事をこなしたが、徐々に「スイング」を軸とした仕事が増えていった。

45歳、北村英治さんとの共演開始で軸はよりしっかりした。

回転するコマの如く安定した軸を大切に思う。

その安定と成長を願い日々精進、今年も変わらず。

4月22日(土)北村英治スーパーカルテット・コンサート 福井県民ホール

予約受付開始は今月後半、しばしお待ちください

 

1月スケジュール