ジャズピアノのアドリブはどうやったら出来るかとよく質問される。
簡単に言えば語学学習と同じで、とりあえず簡単なフレーズを鵜呑みで覚え、それを相当数増やすことで会話に至ることに似ている。
曲にはメロディーの各部に合う和音(コード)が付いている、譜面にC、G7,Am、と書いてあるのはその和音の構成音を記号化したもの。
このコード進行に沿って別のメロディーを即興演奏するのがアドリブ、その別のメロディーが心地よい音使いでなければならず・・・言葉のハウツー解説は不可能で、ある程度の習得には時間と手間がかかる。
アドリブを歌でやるのがスキャットで、ヴォーカルにおけるハウツー質問も多い。
感覚的に適当にシャバダバ言えばカッコ良いと勘違いする方も多いが、音楽的には全くNG。
私は弾き語りするが、ピアノに比べて歌の技量は劣るのでスキャットはあまりやらない。
否定的なことを述べてしまったが、誰もが出来る方法としてアドリブ演奏上級者にフレーズを作ってもらい練習すれば良い。
ジャズ的要素「即興」でなくとも楽しみを味わうことは十分可能。
4月22日(土)北村英治スーパーカルテット・コンサート 福井県民ホール
予約受付開始は今月末