意外な一面

北村英治さんは笑顔が素敵な紳士のイメージだが戦争体験されている。

中学時代に銃を担いで行軍訓練や射撃訓練も、学校敷地内に武器庫があったが終戦となり米軍の指導で焼却し土に埋められた。

北村さん同級生那須さんから、時を経てその一部と遭遇した話を伺った。

那須さんがたまたまかつての校舎付近を通るとビルの建設現場で、ふと目にとまった廃棄物の鉄クズが機関銃の残骸と分かり引き取って慶応大記念館へ寄贈。

戦時体験を語るお二人は少年に戻ったようで、私が知らぬ時代をリアルに感じる貴重なひとときだったが、その後惜しくも那須さん亡くなられた。

過去のブログに書かせてもらった。→こちら

 

戦後、北村さん大学時代は空手部も短期間ながら経験。

30年ほど前の還暦そこそこ、旅先の駅でトイレに入ると見知らぬ男が「金を出せ」と腕をつかまれる、すかさずやり返して鉄道公安を呼びその場で逮捕。

優しい笑顔から想像出来ぬアクションキャラ、クラリネット音色の芯に感じる強さか。

 

1月-2月スケジュール