稽古に励む

北村英治さんがよく口にされる「お稽古」、4月の福井公演で主催チーム諸氏の印象に残ったそうだ。

演奏家が日常的に使う言葉としては練習やリハーサル、稽古は芝居や相撲でよく聞く。

「練習」と「稽古」、意味は共通するがその違いを勝手に解釈すると、技のみならず精神や関連知識の探究心、その中での気づきと学びなどもあるか。

そう考えると成る程深い言葉に感じる。

 

演奏家にとって技術の修練と、多くの音楽を知ることで生まれる自己表現、オリジナリティーが大切。

東京に出て様々な音楽に触れる中で「スイングジャズ」に惚れ込み、それが徐々に軸となり28歳のメジャーデビュー。

以後活動が広がり、数多くの方々との共演も全てその軸が中心となって現在に至る。

福井に越してなお活動の場を頂く今、よりお稽古に励まないといけない。

 

5月-6月スケジュール