お盆休み、車で出ると普段と違い県外ナンバーが多いが、家周辺は静かで田園風景の緑が美しい。
東京時代のお盆は仕事で都心に向かうほど電車は空き、銀座界隈の中心地は観光客で賑わうが外れると人もまばら、毎年そんな風景を見てきた。
盆踊りの思い出、と言っても日本でなく太平洋の真ん中。
北村英治さんと「にっぽん丸」クルーズで、夏にハワイのホノルルから横浜10日間で開催される盆踊りイベント。
お客様は浴衣姿でホールに集まり、中央にやぐらが組まれ周辺に船スタッフが模擬露天、バナナのたたき売りは着物片肌脱いで入れ墨、これ、水彩画教室講師の力作。
音響スタッフさんによる「東京音頭」「炭坑節」などに合わせスタッフさんが太鼓、どうもリズムが少々・・・。
北村さんと雰囲気を楽しんでいると太鼓のリズムが良くなった、おや?と見ると同乗のクラシック演奏家の方が飛び入り参加していた。
イベント終了後にデッキへ出た、四方島影とてない暗い海、月が光の尾を引いて水平線に沈む、見上げた夜空にちりばめた星また星、こんなに星ってあるのかの感動が今も焼き付いている。