随分以前、水森亜土さんとテレビ生出演し演奏家仲間から「動画がネット上で見れる」と言われて知ったのがユーチューブだった。
写真でしか知らなかった演奏家歌手の凄く姿に感激、鑑賞のみならずアレンジ資料としても便利で、それまで集めた様々な音楽ジャンルCDも不要になった。
なにより嬉しいのは往年の音楽スタイルが世界中で愛されること。
私の演奏スタイル「スイング」、一時期(1970年代~1990年代)は古物扱いで時流の波にのまれ、北村英治さんですら「辛い時代だった」と、それが今は古今東西の音楽が並列にあって個々人が楽しむ。
世界の今を知ることも楽しい。
東京で50代を過ぎて演奏仕事から帰宅した深夜のテレビ、若者向けバラエティー番組が増え行き着く先はEテレ語学番組。
各国語を覚える気もなく、現地情報を伝えるコーナーで特に観光名所でない街風景や人の生活を楽しんだ。
今は各国ユーチューバーによって津々浦々の生きた風景と人を垣間見ることが出来る。
自己年齢更新と共に時代の新たな情報も知る面白さ。