自己の音楽

中高生だった60年代から70年代初頭、武満徹、高橋愁治、ジョン・ケージなどの前衛音楽を「きっとこれは凄いんだ」と理解に努め、その延長にジャズもあったように思う。

それ以前耳に馴染んだN・キング・コール、フランク・シナトラなどはポピュラー音楽という別認識で、ロックの刺激的、破壊的な音も好きになり、ジョン・コルトレーンの激しい前衛的演奏も聴こうとした。

当時、一般的に難解とされる芸術への評価が高い傾向もあった。

 

ジャズを学び20歳からピアニスト人生スタート、すると時流に逆行して古典に強く惹かれ、以前ポピュラーだと区別したスタンダード曲が俄然好きになり、以後はそれが軸となって演奏活動が発展してきた。

とどのつまり、子供時分に馴染んだポピュラー音楽をジャズで彩る方法を習得し現在に至る。

若い頃は時流れに沿わぬ自己に悩みもしたが、今は迷いもなくもっと質を高めたいだけ。

 

7月-8月スケジュール