ジャズのスタイル

昨日、東京から戻った。

今回「銀座スウィング」、北村英治さんへのリクエスト曲を若手クラリネットお二人が次々こなした。

お二人の来演はこれまで幾度もあって対応出来る準備はしていると思うが、拍手を送りたい。

 

ジャズ・クラリネットがリーダーのバンドはスイングナンバーが多く、ビ・バップやモダン演奏家は全く取り上げない曲が多い。

"Avalon"、"My gal sal"、"Someday sweet heart"、"Sheik of Araby"・・・他多数。

 

20世紀前半のジャズがベニー・グッドマンなど優れたクラリネット奏者によって「スイング」と呼ばれる世界的ブームとなり、40年代末から、ビ・バップ、モダンと新たなスタイル登場でクラリネット人気が衰えた。

それに伴いディキシーやスイングは古典として見向きせず、ビ・バップ以降こそジャズとの認識も強まった。

1990年代以降になって若い世代が古典に注目し始め現在はあらゆるスタイルが並列にある。

それぞれの差異など一般的に分らぬ話だろうが、アドリブの音使いなどに違いがある。

例えば東京の人が慣れぬ関西弁を話す、或いはその逆、意識的に両方習得する人もいる、音楽にも共通する。

 

12月14日(土)高浜和英トリオ・クリスマスコンサート

福井市 明新公民館

予約満席 キャンセルお問合せ 0776-22-7880

 

11月ー12月スケジュール