昨日ブログ続き、亡くなられたクラリネット奏者村井祐児先生の思い出話。
北村英治さんとの共演コンサートでは、誰もがクラシックとジャズの違いを知った。
先生曰く「クラリネットは森の奥から響いてくるような音」
北村さんと比べて音量が小さく感じるが、澄んだ明瞭な音はよく響きおっしゃる通り。
クラシック曲伴奏は先生専属ピアニストで私は拝聴、違いを実感。
第一部、北村さん50歳過ぎて村井先生を訪問初日の再現コーナー。
北村さんに「ちょうちょ」と「時報」ポ・ポ・ポ・ピー(ボ=下のラ ピー=オクターブ上のラ)を吹かせ、先生「・・・音がきたない」と厳しい。
第二部、村井先生ジャズにトライコーナー。
北村さん「先生『ムーンライト・セレナーデ』のメロディーちょっと吹いてみて下さい」
ドイツで学ばれヴィブラートはかけずストレートに
北「なんか寂しい、ヴィブラートかけてください」
村「いや、品がなくなります」
北「ジャズですから、かけてみて」
先生渋々首を振って音を揺らす
北「首は振らなくていいんです」(お客笑)
その後ジャズ2~3曲共演、ラスト"Sing,Sing,Sing"のりまくりソロでお客様大いに拍手。
私がご一緒した当時は初訪問から20年余り経ており、楽屋で先生「今は北村さんの音が良くなってるので、再現コーナーでは最初の頃を思い出してやってますけどね」