東京からお越しの知人お二人は無事戻られ、とても嬉しいメールを頂いた。
『福井の歴史文化を知り、印象深い良い旅になりました』
宿泊された芦原温泉「灰屋」は私が育ったごく近所、周囲も建物もすっかり変わったが、玄関が往時のイメージ残す和風デザインで記憶に重なる。
今は毎月レッスンで近くまで行くが、この宿まで行ったのはおよそ50年ぶり、懐かしさがこみあげた。
懐かしいと言えば、ジャズ曲「懐かしのストックホルム」”Dear Old Stockholm”、レッスン譜面を作成した。
マイルス・デイビスの録音が有名だが、元はテナーのスタン・ゲッツがスウェーデン旅で民謡を元に録音。
それを聴いたのが20代前半、行ったこともない外国の夜景に郷愁を覚えて好きになった。
夜景はヨーロッパ映画の断片で、生涯行くことなかろう北欧への憧れを勝手に郷愁としたのか。
ところが40代後半になってフィンランドとノルウェーに行った。
想像の夜景と郷愁は塗り替えられ、穏やかでお洒落な街や自然風景の感動が記憶に刻まれている。