昨日のブログに書いたように少年時代から洋楽に親しんだが、曲の解説が理解できないことも多かった。
「恋した時に」”When I fall in love” 映画『零号作戦』の曲
1955年生まれの私はこれらの映画を全く知らず、戦争映画風なタイトルと甘美な曲が結びつかず違和感を覚えた。
”As time goes by”が今も親しまれている。
“Monalisa” 1950年の登場する映画「別働隊」、主演がシェーンで有名なアランラッドで、戦時下のイタリヤの小さな町から始まる。ナチに抵抗するレジスタンスが、秘密の合図として「モナリザ」を使っている。
終戦後に友人の死に疑問を抱いた主人公が、再びイタリヤの町を尋ねるというストーリー。
” When I fall in love” 1952年は映画「零号作戦」、朝鮮戦争の韓国を舞台にして、そこに甘い恋愛がからんで「恋した時に」が流れる。
1955年にはやはり朝鮮戦争に散った悲恋映画「慕情」が制作され、テーマ曲もラブソングとして大ヒットした。
これらの映画や曲が生まれて既に半世紀以上、映画を知る人は少なくなったが曲は歌い継がれ演奏され、今なお色褪せることはない。
そして今なお、世界の何処かで戦争が絶え間なく続いていることは残念だ。