気持ちと身体

昨日、「俺のフレンチ・イタリアン 青山」、今月からランチタイムにも休日限定ライブを開始。
午前11:15に店に入りセッティングその他済ませて、お昼前に近くで軽くお昼を食べ、甘味とコーヒーを買い込んで控え室でゆっくりデザートタイム。
本番は午後。

なにしろ演奏は20分だが、その間が長いので気分も身体もゆったりでいかないと。

午後1時、満席のお客様にソロでトークしつつスタンダード曲を。
私自身の気分に変化をつける意味でソロでは歌わず演奏のみ。
基本的にレストランなので、食事とおしゃべりがメインだが、ライブもよく楽しんでくれる。
午後3時過ぎに2回のステージ終えて、控室のソファーで横になると少し寝てしまった。

午後4時、トリオ(酒井一郎B 八城邦義Dr)合流すると気分も一新。
ソロからベース、ドラムのサウンドに、小さな喜びを感じると、更に気分も上がって、"Walking my baby back home"、"L-O-V-E"他の弾き語りもノリノリで好調。

トリオで4回、計6回ステージを終えて夜10時半。青山で11時間余りの仕事だったが、疲れることもなく楽しく終えられたのはとてもありがたい。

これが20年前の私だったら、ソロ演奏への緊張や、ライブと違って食事とおしゃべりと楽しむお客様をどうひきつけるかという気持ちの焦り、そして休憩時間に寝るなんてことも出来なかったから、倍も3倍も疲れただろう。

若さが減る分、気持ちと肉体への負担が軽くなる部分も生れる、これもありがたい。