譜面は違っていても

昨日、7月のコンサート「夏生まれの仲間たち」リハーサル。
クラシックの坂元理恵さん(フルート)、と柚木せい子さん(チェロ)にジャズベースの菅原正宣さんと。

今回は「ダンス」をテーマに選曲。
その1曲がブラームスの「ハンガリアン舞曲第五番」。
私は子供の頃にピアノの練習で弾いた記憶がおぼろげにあるが、プロになって以後初めて。ジャズと違って曲の各部分でテンポの緩急あり、曲を知らないといきなり合わせるのは難しい。

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とりあえずでさっと通したら、ベースの菅原さん、「あの~、私以外は皆さんぴったりでしたけど、私の譜面だとどうしても合わない部分があるんですけど・・・?」

譜面提供した柚木さん、「いえ、ピアノとコピーで同じ譜面なのでそんなはずは・・・、あ!ごめんなさい、カットの指示を書き忘れてました。2ページ目の下2段はカットして3ページ頭に飛んで下さい」
菅原さん「えーっと2ページ目の・・・あ、分かりました!ここは削除ですね。
でも、譜面違っていたのに何で3人はピッタリ合ってたんですか。それってすごく不思議じゃないですか!?」

私「子供の頃から知っていたから、瞬間あれっ?と思ってメロディー聴いて伴奏しちゃった」
坂元さん「私も、流れで自然にやっちゃった」
菅原さん「えー、すごいなあ・・・」
と、こんな面白現象もクラシックとジャズのコラボならでは。
今回も仕上がりに多いに期待。

さて本日は宮城県へ。東北新幹線古川駅下車。
加美町バッハホール」にて北村英治カルテットコーンサート。
日帰りの旅へ行ってきます。