水森亜土+トリオ(酒井一郎B、八城邦義Dr)+ダンサー(うさぎ)。
私がこのライブに始めて伺ったのは10年余り前、北村英治さんとデュオ出演だった。
それがきっかけでマスターが私と亜土さんの共演を知り、以来、毎年の開店記念月に亜土さんとトリオで出演させて頂いている。
お店はマスターを中心に、穏やかなお人柄の奥様と息子さんや娘さんも手伝われている。
私の車で店に向かう時、亜土さんが初出演のうさぎさんに、マスターのご家族の話しをして
「○○ちゃんて子がね、ついこないだ小学生だったのに、去年はもう成長しちゃって、いい娘さんになってんのよ」
私「どんな娘さんだよ!こないだってのは10年くらい前で、もう○○歳くらいになってるよ」
うさぎさん「あー、そうなんですか!」
確かに”ついこないだまで”は私も同じ感覚だが、まず今の年齢を告げてから、ついこないだまで~だったのにねえ、と来るのが話の順序と、つい、つっこんだ。
開演するとほぼ満席の盛況。
珈琲がメインのお店なので、アルコールを召し上がるお客様は少なく、とても穏やか、でも、トリオ演奏を熱心に聴き入って、亜土さんの歌にトークに大きな拍手と笑い(と、演芸ショーではないが)、うさぎさんのダンスが華やかな彩りを添えたステージ。
いつもながらアットホームな「カフェ・クレール」の大盛況ライブだった。