シャボン玉飛んだ

昨日、「俺の割烹」「俺のフレンチ・タブルタク」掛け持ち、ソロでピアノ演奏と弾き語り。

「割烹」での2ステージ目は満席、お客様は若い方に中高年もちらほら。
トークしつつ「酒とバラの日々」を遅めのスイングで弾き語ったら、この系列店では珍しくリクエスト、「いそしぎ」「慕情」。予期せず60年代映画音楽特集となった。
私の大好きな往年の映画音楽をお送りして大きな拍手を頂く、幸せな瞬間。

ラストステージでは、少し空席も出来て落ち着いた雰囲気。
「こんな珍しい曲を」と言って、「夢のシャボン玉」"I'm forever blowing bubbles"を弾き語り。
米映画「ギター弾きの恋」で主人公のギタリストが弾き、その後、邦画「マジックアワー」で女優の深津絵里さんが歌った。

♪私はいつもシャボン玉吹いてる
私の夢も、お空に消えていくシャボン玉みたい
運はいつだって隠れてる
あちこち探してるんだけど
いつもシャボン玉飛ばしてる お空に向かって

日本で言えば大正期の歌、メロディーも詩も素朴さが良い。
あまり普段聴くことがなかろう曲を笑顔で聴いてくれるお客様に、私もシャボン玉がきれいに膨らむ気分になる。

AYUKOさんのヴォーカルと山本裕之さんのベース、若手方々との初共演。