チクビドリル

昨日、上野「アリエス」、水森亜土+トリオ(酒井一郎B、八城邦義Dr)。
亜土さん人気で超満席の盛況。
トリオの演奏も熱心に聴いて拍手、そして亜土さんの歌にトークに一喜一笑。

福井県出身の私はテレビで舞台喜劇「吉本新喜劇」を見て育った。
関西圏では人気長寿番組だが東京では放映されていなかったので、私にもブランクがあった。
2年ほど前から動画サイトで見るようになると、私の少年時代の人気役者もすっかり世代交代していたが、笑いどころは昔と同じですぐ馴染んだ。

一昨年暮れ頃から東京でもMX-TV(毎週火曜の夜11:30~)放映開始されて、留守録でかかさず観るようになり、遂には昨年夏に家内と大阪まで生を見に行った。

それを亜土さんに話すとえらく興味を示し、放映を一度見て以後すっかりはまって毎週の楽しみとなっているようだ。

昨夜のステージでも「チクビドリル、わき!わき!」と、現在人気の新喜劇ギャグを言うが、お客様笑顔ながら全員理解不能
唯一理解している私は、「私しか理解できないことはやめて、次の歌にいきましょう!」と、つっこまざるを得ない。

このギャグをご存知ない方に文章で説明しても理解得難く、実際に映像をご覧になっても「これのどこが面白いの?」と言う方もいらっしゃると思われるので、省きます。

私にとっては子供時分から馴染んだ関西のお笑いだが、関東圏の方には文化の違いで体質的に受け入れないという人も多く、それも理解できる。
なので、日本橋生まれ、生粋の江戸っ子の亜土さんがはまったのは意外。

さて本日は江戸落語に精通した北村英治さんと、銀座「スイング」に出演。
こちらは、理解不能トークなど皆無、演奏と共に流麗なステージ。