このところBS-TBS放映の「刑事コロンボ」を留守録して観ている。
昨日観たのが、マジシャンが犯人のアリバイトリック謎解きで、劇中で歌手が「シャレード」を歌い、犯人逮捕のラストシーンでもバックに流れていた。
このドラマの音楽はヘンリー・マンシーニで、「シャレード」もヘップバーン主演映画のテーマとして作曲した。
未亡人が不穏な輩に追われるのは何故か、という、やはり謎解きだった。
「シャレード」という言葉の意味として、「謎解きゲーム」、「真実でないことをあたかもそうであるかのように見せる」などとある。
ジョニーマーサーの歌詞要約は
私たちはシャレードを演じた、素晴らしい恋人役として
振り向けばあなたはいない、舞台にラストの音楽が流れる
私の心に寂しいセレナーデが・・・
舞台演劇と恋愛をからめた解釈もあるが、正直「シャレード」という言葉自体が”謎”ではある。
後になって、マット・モンロー、ジャズっぽいところではジョニー・ハートマンとかのバージョンを聴いたが、いずれも共通して静かなアレンジなのは、まだ映画の記憶が新しかった時代と謎解きのムードだろうか。
私はアップテンポのラテンと4ビートでのアレンジ、それは音楽的に面白いと感じたことと、サスペンスのスリル感もあって。
さて本日は、毎年この時期恒例、豊島区「区民ひろば高松・オータムジャズライブ」にソロ出演。
因みに「シャレード」もお送りします。