船に揺られる

昨日、銀座「スイング」、北村英治さんの今年初ライブ。
カルテットメンバー、ベース山口雄三さん、ドラム八城邦義さん、ゲストはクラリネットの谷口英治さん。。

ブログに書いた「古い十字架」は出なかったが、相変わらずお元気そのものの北村さん、谷口さんとの熱いアドリブ交換バトルにお客様大きな拍手。

控室で北村さんマネージャーより、来週のにっぽん丸クルーズの予定打ち合わせ。
カルテットで横浜から乗船し、三重県鳥羽への往復2泊3日の船旅。

演奏家仲間でクルーズ経験者は多いが、よく耳にするのが「寄港地が少なく航海ばかりだと時間を持て余しすのがしんどい」という話。

ピアニストの場合、キーボードでも持ち込まないと個人練習時間もままならぬことが
多く、何もすることがない時間は多いが、私は楽しい。

過去、ハワイ~横浜、四方海ばかりの太平洋10日間を2回経験しているが、あっという間だった。
特別何かをして時が過ぎるということもなく、ただのんびりと船旅が楽しい。

こういう何もせずぼーっと過ごせる私ってボケ易いのかなあ、でも、いつもクルーズは北村さんとご一緒で、やはりクルーズ中は全く退屈しないから大丈夫かなあ。
あの方と私を同列に置いては間違いか・・・なんてことを思ったりする。

お客様と違って我々はあくまでも仕事での乗船で観光出来ぬこともあるが、それでも船に揺られている時間そのものが非日常の楽しみである。