スイング指向の若手

40年前、私が駆け出しの頃、スイング、ディキシーランドなどのスタイルが時代遅れだと言われたのが、本当に遠い過去のことになったと最近感じる。
 
クラリネットの谷口英治さんから聞いた話だが、最近、大学ジャズ研にスイング指向の学生、特にクラリネットやギターが多いそうだ。
 
時代の流れというのは実に面白い。
 
20代前半の私がスイングジャズの楽しさを知り、こういう音楽をやりたいと強く思ったが、世はまさにモダンジャズ全盛期を経てフュージョンなど目先を変えることに新しい価値を感じていた。

そんな時代を批判するつもりはなく、私も当時は様々に新しいことを真似てみたこともあるが、最も熱くなれるものはスイングだった。
 
時代を経て、スイングだのモダンだのとスタイルによる偏重なく、北村さんもお元気でトップとして輝き、中堅世代の名手、そして腕の良い若手がいる、良い時代になったとつくづく感じる。

と、昨年もこの類の話題をブログに書いて繰り返しになるけど、ま、お許しを。
 
さて、本日は「俺のフレンチYOKOHAMA」にランチタイム、ソロ出演。
その後夜まで、ヴォーカルのちゅうまけいこさんと二人で出演。