ジャズの即興性

昨日、横浜「俺のフレンチ YOKOHAMA」に、ランチソロライブ。
そして、午後3時にレギュラートリオ(酒井一郎B、八城邦義Dr)も参加して夜まで。

札幌からお越しのMさんもランチ、そして別に夜もご予約をとって来店、ライブと食事を楽しまれた。

ラストステージでの"Fly me to the moon"、いつも特に決まったアレンジもなくやっているが昨夜も打ち合わせもなく思いつくまま、イントロを右手のみシングルトーンでメロディーのフェイクから弾き始めた。

途中からベース、ドラムが入ってくれることを予想していたが、まさにここという処で、、アレンジしたかのように二人(酒井氏、八城氏)、実にかっこよく入ってくれて、私、思わず笑み。

よく手掛ける曲ながら、常に違う即興性がジャズの面白さ、二人の力量の見事さ。

事前にアレンジや打ち合わせで仕掛ける良さもあるが、即興的にまるで仕掛けたかのようなトリオの息の合い方は快感であり、同じ曲を何回やっても新鮮な所以。

その気分はきっとお客様に伝わるものがあると思う。

そんなイントロから弾き語りの歌も気分良かった。
とはいえ、私の歌はピアノに比べるとキャリアが浅く、もっとジャズ的即興性が加味されれば、と、今後の課題である。