ペーヴメント

8月26日予定のコンサート「夏生まれの仲間たち」、今年のテーマは「ラブ」。
予定の1曲が、「君住む街で」、"On the street where you live"。

映画「マイフェアレディー」の曲で、過去演奏や歌伴はやってきたが今回初めて歌にトライする。
♪何度も歩いた通りだが、君が近くに住んでいると知った途端に心躍る
という歌で歌詞に Pavement という単語がある。

辞書には「舗装道路、英国では歩道」とある。

この単語を意味も分からず覚えたのは少年時代のヒット謡曲「二人の銀座」で、
♪ペーヴメントによりそう影が・・・♪と歌われた。

このカタカナ語、周囲の大人も理解していなかったが、オシャレな街の代名詞的な銀座なので意味不明でも違和感なかったのだろう。
その後日本語としては定着しなかった。

この歌謡曲はエレキブーム時代のトップスター、ベンチャーズの作曲で、何か他の曲と違うカッコよさを感じて妙に好きだった。

東京に出て銀座を歩いて、この歌に登場する「みゆき通り」「すずらん通り」の表示に気づいた時、「おー、ここが!」と小さな興奮を覚えた。

その感覚が今もなおその通りを歩く度に蘇り、時に口ずさんでしまう昭和な人間。
しかしながら、ここしばらくは「君住む街で」を口ずさんで、歌詞を覚えなければ。

さて、本日は雨の日曜、銀座「俺の揚子江」ランチ、ソロ出演。

東銀座から新橋方向へと銀座を結構歩くけど、すずらん通りは横切るかな。